道教真言宗総本山 天保山慧尊院

道教真言宗総本山 天保山慧尊院

寺院紹介

この3体験を、本格の場で。

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コンセプト

道教真言宗総本山 天保山慧尊院は、「本来の密教とは何か」という問いから生まれた寺院です。当院の管長は、代々僧侶の家系に生まれて幼少期に得度し、大手宗派に奉職したのち、その問いを確かめるためにインドへ、中国へと渡りました。現地の高僧から直接教えを受け、僧侶の根本である戒律を一から学び直したうえで、長年所属した宗派を正式に離れ、当山を開きました。

掲げているのは、日本の中で独自に形を変えてきた密教ではなく、インドと中国に息づく密教本来の姿を、そのまま現代に伝えることです。檀家制度も寄付制度も設けません。宗派という組織のしがらみもありません。ただ、訪れた方お一人おひとりに向き合うことを、当院の務めとしています。

ここでご案内する写経・阿字観月輪観観想・曼荼羅観想の三つの体験は、その密教に、どなたでも実際に触れていただくための入口です。作法を知らなくても構いません。

ご本尊・荘厳

金箔に包まれた内陣に足を踏み入れた瞬間、圧倒的な存在感に包まれます。中央に聳える千手観音立像を中心に、金剛界・胎蔵界の大日如来、不動明王、毘沙門天という密教の宇宙を体現する五尊が、黄金の仏殿に荘厳に安置されています。

中央御本尊 千手千眼観世音菩薩

この聖域の中核をなす、最も重要な尊格です。千本の手はそれぞれ異なる衆生を救う無限の慈悲の象徴であり、「立像」という姿は、今まさにあなたのもとへ歩み寄り、救いの手を差し伸べようとする動的な慈悲の顕れです。

左尊 金剛界大日如来坐像

「智慧の宇宙」を司る密教の根本仏です。金剛界とは、ダイヤモンドのように決して壊れることのない「智慧の世界」を意味します。

右尊 胎蔵界大日如来坐像

「慈悲の宇宙」を司る密教の根本仏です。胎蔵界とは、母の胎内のようにすべてを包み育む「慈悲の世界」を意味します。

後部左 不動明王

密教における最も強力な護法尊です。揺るぎない岩座に座し、右手に倶利伽羅剣、左手に羂索を持つその御姿は、あらゆる魔障・障害・悪縁を断ち切る絶対的な力の象徴です。

後部右 毘沙門天

右手に宝棒、左手に宝塔を持つその御姿は、財宝と勝利を司る最強の福徳神として、古来より武将・経営者から深く信仰されてきました。

金箔仏殿と両曼荼羅

五尊は、純金箔を施した荘厳な仏殿に安置されています。金という素材が持つ「不滅・永遠・神聖」のエネルギーが、五尊の功徳をさらに増幅させる密教的な結界として機能しています。仏殿には大型の両界曼荼羅を設置し、宮殿そのものが曼荼羅を体現しています。

金箔仏殿の背後左右には、胎蔵界曼荼羅(左)と金剛界曼荼羅(右)の掛け軸が荘厳に掲げられています。

秘仏——ご本尊立像の奥に、秘仏「千手千眼観世音菩薩坐像」を安置しています。単独の御開帳を別途設けていない秘仏のため、外陣からお拝みいただくよりほかに術がありません。幸いにも尊顔を拝された方から、金運が急上昇したとのご報告を多数いただいている、神秘の仏様です。

夜間のライトアップ——体験会を行う夜の時間帯は、宮殿と仏像がライトアップされます。昼の参拝では見ることのできない、夜の開催ならではの荘厳です。

焼香・お祈りもいただけます(別途 線香代 500円・現地任意)。ご予約時の合計金額には含まれません。

神仏習合と稲荷の分祀

当院は神仏習合の密教寺院です。仏さまをお祀りする堂に、伏見稲荷大社の分祀をあわせてお祀りしております。

お社の名は天保山稲荷神社。当院の外陣に設けております。小さなお社ですが、霊験あらたかなお社です。

外陣は、写経や観想の体験をお受けいただく場所でもあります。仏さまと稲荷大神とを同じ場で仰ぐ——それが当院の神仏習合のかたちです。神と仏を分け隔てず一つの場でお祀りするのは、日本で長く続いてきた形でした。当院はその古来のかたちを、いまも守っております。

結界のうちへ、お一人ずつ

天保山稲荷神社は、結界を張った聖域です。通常の神社でいえば、内宮にあたる場所にあたります。

一般の神社では、参拝者は社殿の外からお参りいたします。内宮に足を踏み入れることはございません。当院では、その聖域へ皆さまをお一人ずつご案内いたします。

当院はビルの中の寺院です。雨の日も、風の日も、暑い日も、天候に左右されることがありません。ほかの参拝の方と行き合うこともなく、プライバシーの保たれた聖域で、お稲荷さまを間近に感じていただけます。

伏見稲荷大社とは

「お稲荷さん」は、日本でもっとも身近な神さまのひとつです。町角の小さな祠、商店の軒先、会社の屋上——気づかぬうちに、どなたも一度は目にしておられます。

その稲荷神社は全国に約三万社あるといわれます。伏見稲荷大社は、全国に30,000社あるといわれ、全国各地で老若男女を問わず親しまれています。その総本宮が伏見稲荷大社ですと記しています。日本中のお稲荷さんの、いちばん大もとにあたる社です。

ご鎮座は京都市伏見区。背後にそびえる稲荷山そのものが信仰の対象であり、同大社は稲荷信仰の原点が、稲荷山でありますと説きます。朱塗りの鳥居が幾重にも連なる「千本鳥居」で広く知られ、国内外から多くの参拝者が訪れる社です。

その総本宮から正式に神璽を授与され、当院の外陣にお祀りしているのが天保山稲荷神社です。

正式に神璽を授与された分祀です

当院の天保山稲荷神社は、伏見稲荷大社より正式に神璽を授与された分祀です。

この「正式に」という一語には重みがあります。伏見稲荷大社の沿革によれば、江戸時代を通じて稲荷信仰が全国に広まる過程で、野ぎつねの窟が基となって稲荷勧請を行なったり正当な稲荷信仰とは違う祀られ方をしたものが多くみうけられる事態が生じました。同大社はこれに対し、請願書の提出を受けたうえで神璽を授与するという手続きを定めて対処したと記されています。

つまり、神璽を授与されているかどうかが、その稲荷が正統な分祀であるか否かを分けます。当院はその手続きを経てお祀りしております。

当院が神璽を授与されたのは、2024年(令和6年)2月のことです。稲荷大神が稲荷山に御鎮座されたと伝わるのも、二月でした。

稲荷大神について

伏見稲荷大社の社記は、稲荷大神を衣食住ノ大祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリと説きます。五穀豊穣・商売繁昌・家内安全・諸願成就の神として、千年をこえて信仰を集めてきた神です。

同大社のご本殿には五柱の神名が奉祀されています。宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ・下社/中央座)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ・中社/北座)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ・上社/南座)、田中大神(たなかのおおかみ・最北座)、四大神(しのおおかみ・最南座)。同大社は、これら五柱のご祭神名を稲荷大神の広大なるご神徳の神名化されたものと説明しています。

御鎮座の由来

稲荷大神が稲荷山に御鎮座されたのは、奈良時代の和銅4年(711年)2月初午の日と伝えられます。

同大社の沿革によれば、当時は全国的に季候不順で五穀の稔りの悪い年が続いたため、勅使を名山大川に遣わして祈請させたところ神のご教示があり、山背国の稲荷山に大神をお祀りしたと伝わります。その結果五穀大いに稔り国は富み栄えたと記されています。民が食うに困っていた時代に、それを救った神——それが稲荷大神の始まりです。

最古の記録である『山城国風土記』逸文の伊奈利社条には、秦氏の遠祖が富み栄えて餅を的にしたところ、その餅が白鳥と化して山の峰へ飛び去り、降り立った場所に稲が生じたという説話が伝えられています。「イナリ」の名の由来ともされる話です。

狐について

稲荷といえば狐を思い浮かべる方が多く、油揚げの寿司を「いなりずし」と呼ぶほどに結びついています。しかし伏見稲荷大社は、狐は稲荷大神の眷属(神様の一族)であって、稲荷大神そのものではないと明確に示しています。「稲荷大神」が「狐霊」ではないことを強調して対処した、と沿革に記されているとおりです。

本節のうち伏見稲荷大社に関する記述は、同大社の公式サイト(inari.jp)の沿革・ご祭神の記載に拠ります。

八大龍王鳴動釜祈祷と稲荷鳴動釜祈祷

当院は、八大龍王鳴動釜祈祷稲荷鳴動釜祈祷という古来の儀式を執り行うことのできる寺院です。

いずれも釜を焚き、その鳴動をもって神威を仰ぐ祈祷です。八大龍王鳴動釜祈祷は密教の法として、稲荷鳴動釜祈祷は神道の法として厳修いたします。神と仏の双方を奉じる神仏習合の寺院であればこそ、二つながらお伝えしております。

世上では「鳴釜神事」「釜鳴神事」「鳴動式」「鳴り護摩(鳴動式)」などと呼ばれることがございますが、いずれも俗称です。本来の呼び名は、八大龍王鳴動釜祈祷および稲荷鳴動釜祈祷と申します。

稲荷鳴動釜祈祷は、伏見稲荷大社より正式に神璽の勧請を受けているからこそ執り行えるものです。釜の鳴動をもって、稲荷大神の御神威をこの場にお招きいたします。よりどころとするのは両部神道——弘法大師空海が開いた真言密教の立場から神道を解釈する、神仏習合の思想です。明治の神仏分離令まで、日本で長く受け継がれてきた考え方にほかなりません。

釜の祈祷は、祭礼の折にかぎって執り行われることも少なくありません。当院ではご予約をいただければ、季節を限定することなくお受けいただけます

本サイトは写経・阿字観月輪観観想・曼荼羅観想の三つの体験会をご案内するものです。これらの祈祷は体験会の予約対象ではございません。詳しくは当院の公式サイトをご覧ください。

御利益・特色

  • 金運・事業開運に御利益が高い寺院です。

管長の来歴

法衣を纏い内陣に座す管長
管長・初代座主 慧尊院 龍海

当院の管長は、長年所属した宗派を正式に離れ、独立して道教真言宗総本山 天保山慧尊院を開宗いたしました。

密教の伝来元である道教を中国で7年、インド密教をインドで2年にわたり研鑽し、現地より印信・教相・各種次第文書を直接請来しています。請来した文書に基づき、秘法を含む48種の祈祷を厳修することができます。決まった次第を淡々とこなす運営ではなく、参拝される方のご希望に応じて個別に厳修いたします。

僧階は大僧正、位階は教授阿闍梨位。当院の導師は、大僧正・教授阿闍梨位です。

なお、印信の中身、具体的な法名・次第の内容は、密教宗派上の方針により記しません。

当院の位置づけ

都市の寺院(ビル内)であることを、アクセスの良さ・お一人おひとりへの個別対応・プライバシーへの配慮として大切にしています。

立地・体験環境

  • ビル9階の静かな空間——エレベーターで上がった先の静寂。観想・瞑想に向く非日常の環境です。
  • 通天閣 徒歩2分——大阪・新世界の中心。観光のついでに本格の体験ができます。
  • 周辺は新世界の下町情緒。徒歩圏に多言語対応・長期滞在可の宿があり、連泊・周遊の拠点にできます(周辺ガイド)。

来山時の頒布品(案内のみ)

来山の記念に、僧侶御用達の塗香や、道教真言宗総本山独自ブランドの線香を手に取ってお選びいただけます。通販・物販ページはございません(来山でお選びいただくものです)。

志納・制度方針

宗教体験で身構えがちな「勧誘されるのでは」「いくら取られるか不明」「後からしつこく案内が来るのでは」という不安を、制度として断っています。

  • 檀家制度・継続的な寄付制度はありません
  • 信者登録の強要なし・入信を勧める行為なし・後からの案内/勧誘の送付なし
  • 志納金は明確に金額を提示(お気持ち制ではありません)
  • 提示の志納金以外に、金銭的な負担・継続的な縛りは一切ありません